七草粥とは、春の七草を入れたお粥のことです♪
・芹《せり》
・薺《なずな》
・御形《おぎょう》
・田平子《はこべら》
・仏座《ほとけのざ》
・菘《すずな》
・清白《すずしろ》
まな板の上に乗せて、細かく刻む時に
七草なずな 唐土の鳥が 日本の国に 渡らぬ先に ストトントン〜〜♪ ♪ ♪
という歌を歌うのです!
メロディーが分かりませんが楽しそう★
御伽草子の七草草子よると…
唐の楚国に大しうという親孝行者がいました。大しうの両親は100歳を超えていて体も思うように動かなくなってきました。
そんな両親を嘆き悲しんだ大しうは、山に入って21日間も苦行を行い祈願しました。
「私に老いを移してもいいのでどうか両親を若返らせてください」
そこに天上の帝釈天からお告げがありました。
そなたの願いを聞き入れた。
須弥山の南に齢8000年の白鵞鳥がいるが、この秘術をぬしら親子に授ける。
・毎年春のはじめに七種の草を食べること。
・1月6日までに7種類の草の集めておくこと。
次の時刻に柳で作った器に種を載せ、玉椿の枝で叩くこと。
酉の刻から芹
戌の刻から薺
亥の刻から御形
子の刻から田平子
丑の刻から仏座
寅の刻から菘
卯の刻から清白
辰の刻からこれらの種を合わせ、東から清水を汲んできて、これを煮て食べること。
一口で10歳、七口で70歳若返るので、ついには8000年生きることができるでしょう。」
大しうはこの教えを繰り返し暗唱すると、この日はお正月だったので、すぐに山を降りて7種類の草を集め、6日の夕方から教えの通り、不思議な心持ちで夜通し草を叩いた。
朝になり、東から汲んだ水で炊いて両親に食べさせたところ、たちまち若返りました。
これが人々に伝わり、噂を聞いた当時の帝はこの親孝行に感動しました。
七草の由来とともに、ここでは親孝行の功徳を説いたお話しでした。
とてもすてきなお話し!!
七草は地方によって異なるそうです。
一年の無病息災お願って食べます。
お正月にたくさん食べた胃を休めてくれる効果も!
今年も元気にBONECCAでお待ちしております☆
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